ちょっと本業の方でバタバタしておりまして久しぶりの更新となります。
どうも独学店長でございます。
今回はなにかと叩かれがちな酒について思うことを書こうと思います。
酒=オワコン。これは本当なのか?
皆さんも酒飲みなら1度は検索したことがあるはずです。
「酒体に悪い」
「酒体に良い」
「酒飲まない方が良い」
「酒、病気」
「休肝日週何日」
とか
「アルコール依存性」
「酒やめたい」
これらに類似したワードを検索ボックスに打ち込んで調べたことありませんか?
私もそうやって検索をかけてときにはホッとしたり、逆に不安になったりしていました。
(結局いまだに飲んでます)
で、これらを調べていくと必ず出てくるワードがあります。
酒はオワコン~
↑これである。
あとは飲めない体質が勝ち組とか。
こういった記事が多数出てきます。読むとかなり違和感のある記事ばかりです。
書いてあることは大抵、飲まなくても楽しく過ごせるとか、時間やお金がもったいないとか、頭悪いとか、そんなことが書いてあります。
たしかに間違ってはいません。確かにそうです。
しかし考え方が理屈っぽいというかね、人生そんなに合理的にはいかないんですよ。
物事全てが工場の流れ作業のようにはいかないのです。
もしそんな世界になったらそれこそオワコンだと思いますよ。
飲めない人からしたら酔ったときどれだけ楽しいか分からないわけですよね。
飲んだらすぐ調子悪くなるからその世界を知らないだけなんです。
そもそもほとんどの人が楽しいことを求めています。
本能です。
だからたとえお酒がなくても、ないなりにその状況を楽しもうとするのです。
飲める人からするとそれは我慢を伴うので不満かもしれませんがどうしても飲めない状況であればいずれ慣れます。
体質的に飲めない、もしくは酒が苦手な人からすればそこに我慢はないので気楽ですし普通に楽しめるわけですよね。
要は酒の有無に関わらずどっちにしろ楽しいのです。
なら飲まなければ良いんじゃないの?
そうつっこまれそうですね。
しかしながら酒飲みならばわかると思うのですが、
楽しいにもレベルがあるんですよね。
飲まない状況で楽しいのがレベル1とすると、飲んで楽しい状態は少なくとも倍くらい楽しいです。
楽しいというか気分が高揚したり感情が豊かになると表現したほうが正解かも。
安定を求める人には理解できないかもしれませんね。
だからオワコンなの?どうなの?
答えはNO!
オワコンとは終わったコンテンツという意味ですが、全然終わっていなくてむしろ優れたコンテンツだと思いますよ。
ただ、そこに伴うデメリットが他のコンテンツよりも大きいのが問題なんです。
飲酒によるデメリットとは…まぁ色々とありますね。
飲みすぎてやらかしてしまったり、体調不良になったりです。
超簡単に言えば飲みすぎて楽しいを通りすぎての失言や失態、そういったおそれがあるのです。
記憶がなくなる場合だってあります。
飲めない(飲まない)人からするとこの辺はありえないんだと思います。
さらに一部のバカタレが飲酒運転をしたりそれで事故ったり、あとは暴力的になったり。ときには生命の危機になりうるのです。
イッキ飲みして死ぬ場合だってあります。
他の行動でこのようなことに陥ることはあまりないですよね。
他のコンテンツにくらべてデメリットが大きすぎるのです。
飲まなければこんなことにはならなかった。
酒、オワコン。
いやいや、それは言いがかりや八つ当たりと言うのです。
酒が悪いのではなく、コントロールできない人が悪いのです。酒はなにも悪くありません。
度が過ぎるまで飲んでしまった人が悪いのです。
悪いのは全て酒癖です。
これが悪い人は飲むべきではないと思います。
こういった一部のバカタレ(世界的に見たら結構な人数)のせいで酒が叩かれているのです。
他にも時間の無駄というのもおかしな話で時間というものは平等であり使い方は自由です。
その人の時間の使い方を他人が無駄と判断すること自体が間違っていると私は思います。
酒を飲んで昔話をしたり、馬鹿話をしたり、ときには愚痴をこぼしたり…
これははたして本当に無駄でしょうか?
愚痴を聞いてあげたおかげてその人が救われる場合だってあるのです。
昔を思い出してハッとすることや仲間とバカなことを言って気分が晴れて思いとどまることだってあるんです。
これら全てが無駄だからという理由で禁止されたら世の中ヤバイことになると思いますよ。
少なくともクリーンとは程遠い状態になります。
そういったことを考えずに酒飲みは頭悪いとか知能が低いとか記事にして優越感に浸っている者こそ低能だと思いますけどね。
体に悪いというのも過ぎれば何事も悪いのであってなにも酒だけに言えることではありません。
酒を飲んでも飲まなくてもボケる人はボケるし病気になる人は避けようもなくそうなります。運命です。
そうでなくても遅かれ早かれいずれは土に帰ります。
終わっているのは酒ではなくコントロールできないその人
はい、そうゆうことなんです。
物は言いようですが、私は次のように思います。
酒を飲まずに賢いふりをして本性をひた隠している(体質や宗教的に飲めない人は違いますよ。情報に流され飲まない方が飲む人よりも合理的で優れていると勘違いしている人のことです)人よりも酒などうまくコントロールして楽しくやっている人のほうがはるかに魅力的です。
個人的には限度はありますがときには酔いつぶれやらかしてしまう人のほうが人間くさくて好きではあります。
前にも酒関係の記事に書きましたが、問題なのは
ちょっとやらかしたくらいで(限度はありますが)離れていくようならそれは友達でも仲間でもなく、ただの知り合いです。
例えばそういった、少々やらかしてしまったときでも笑って済ませてくれる友達や仲間がいないことが人生において大きな問題なんだと思います。
誰にでも失敗はありますからね。
酒を嫌う人はこの辺が絶対に許せなかったりシビアになりすぎてしまう傾向にあります。
~まとめ~
色々と好き放題書きました。
この世に無駄なことなどないのです。無駄だと思えることでもじつは有益だったりします。
遠回りと思った行動で思わぬ収穫があったり、じつは近道だったりする場合があります。
コンビニやスーパーがすべて無人のお会計システムになってしまったらどうでしょう。
大変合理的で便利ではありますが美人な店員さんに会うかもしれないという楽しみがなくなります。
酒はたしかにデメリットのあるアイテムです。
しかしそのデメリットのほとんどはだらしない人間の失態でありコントロールできない酒癖の悪さが原因なのです。
私は酒を飲料というよりも人間をふるいにかける大きなザルのように考えています。
飲んでもそのザルから落ちないようにしなければなりません。
そしてときに落ちそうになったとき救いの手があるかないか。ここが生きていく上で大変重要だと思います。
もし酒オワコンと検索してこの記事をたまたま見てくれたのならこの機会に酒ではなく自身の酒癖を見直してみてはいかがでしょうか。
最後になりますが私も酒癖悪いほうです。
飲んでも飲まれるな、お互い頑張りましょうね👍